2019年までにリリースしたこだま1号?12号をコンパイル。 A-M1.ウラハラ/asuka andoはミックスを新たに施し(By e-mura)、B-M2.はじめてのきもち/beat sunsetは7インチでリリースしたテイクとは違う未発表曲。 インナーには各アーティスト、関係者のコメントとリリースした7インチを掲載。 ジャケの版画は元ミュールトレインのYAMADA FEVER、帯とジャケ裏には大石始(ライター)によるコメント入り。

日本のスカがここにある!!
モッチェ永井
「モッチェ、ソノシートで出すぞ。」それまで触ったこともなかったソノシートは、片面1曲のみのペラペラのシングル盤。しかもアノ名曲を日本語で…面白いのでスグ乗っかった。歌詞を一緒に考えて、録音おわりにe-muraさんと、3人で大井町で飲み歩いて遊んだ。そのときの写真がジャケットになった。2015年のことです。そしてある日、ギャズ・メイオールがこの曲をプレイした。武道館で流れたこともあるんだって。それから全国津々浦々、この曲が僕を色んな人に会わせてくれた。ドカさんは、毎日遊んでる。こちらも楽しくなって、毎日がスペシャル、という気分にしてもらえる。ドカさん、また僕を「こだま」に乗せてくださいね。

ヤマグチツヨシ( THE RUDE PRESSURES )
祝こだまアルバムリリース!! 何よりループレが困った時のスーパーサブドラマーでもあるドカとは、バスターのツアー時に全公演一緒にリハ見学させてもらったりバスターとクロスカウンターの2ショット撮ったり盛りだくさんの思い出と長き付き合いで.....。 静岡に移住し仏の道に進むも、そこでもめげずにスカ活動を続けながら ” こだまレコード “ を立上げ直走る。コツコツと積み上げてきた軌跡をまとめたこだまベスト盤 ( それも LP で )。最初名曲を日本語歌詞で?と言うプロジェクトの話を聞いた時は早速乗っかってきたなぁ( 笑 )と思ってましたが、オファー受け何らいつも通り楽しめたのを覚えています。 ウィッキッド・レイディに関しては次ループレでやろうかと思ってたのに既にオケ出来てて、頭の中覗かれている様で気持ち悪かったなぁ (冗談) アルバムリリースおめでとうございます。

浦朋恵
これぞニッポンの歌って踊れるカバー・ポップス。

杉原 淳一( THREE SEVEN )
ジャマイカの名曲に日本語の歌詞をつけて歌うと聞いて、喜んで参加した。その頃、「真っ赤なリボンをつけた女の子」をモチーフにしていくつか曲を作っていたので、「Amen」にも当てはめてみた。 すると、リボンの赤と紅葉の赤が、風に飛ばされてどこかにいくイメージが叶わなかった恋の歌になり、原曲にはない景色が加わったのでレコーディングに踏み切った。毎度のことながら自分の歌の拙さには耳を覆いたくなるが、歌詞はいいものができたと喜んでいる。また、こんな機会があったら参加してみようと思う。

英心
秋田、東京、静岡、北海道...。同志と出会い共に心を燃やしたあのパーティーを思い出す。人は自によらず、他によらず、縁によって成る、って仏様が言ってたな。俺たち、はなれていても、つながってる!天まで響け俺たちのこだま!!

森 俊也 ( ECHO UNITED,スキヤキス,erimori )
TOP DOCAに初めて会った日を思い出していた。 確かバンドの遠征で大阪だったか、京都に移動する時、DOCAが運転してくれたんだった。俺は移動中は大抵ボンヤリしてるからあまり話しなかったかな...。そういえば礼も言って無かった気がする。その節はありがとうございました。『こだま』のアルバムが出た。DOCAの愛情の詰まった作品を、音楽が好きな人は是非手にして欲しい。

小西英理
バイタリティー溢れるTOP DOCAレーベルの盛りだくさんの楽しいアルバムカリブ曲を日本語で日本から発信中?。アルバムリリースおめでとうございます!!

Shoko & The Akilla
Shoko & The Akillaの1stシングルとなった『憧れの場所』は、こだま11号として2017年の秋にリリースし、今やライブでもお馴染みの曲となり自分達にとっても思い入れ深い曲でもあります。この曲のレコーディングが人生初のレコーディングでもあり、マイクの前に設置されたポップガードに興奮し、ヘッドホンしながら弾いたり歌う事に興奮し、エリモリさんの素晴らしい演奏に興奮し、この日の全てが新鮮で刺激的で、自動販売機の7upが完売になるまで全てアキラが飲み干したのもいい思い出です( 笑 ) このアルバムが日本中、世界中の沢山の方々の元に届く事を祈っております。この度はアルバムの発売おめでとうございます。

toshi.inagaki ( THE SIDEBURNS )
2020年12月。世界はコロナヴァイルスにより、音楽活動の自粛、キャンセル等が相次ぐ中、こだまヴァイナルLPがリリースされると聞く。レーベルコンセプト、選曲等はドカ社長ならではのセンスで7インチのリリースが続いているが、12インチは一つの節目となるヴァージョンコンパイル。 コメントを求められた私が特筆したいのは、この街にレコードレーベルがあると言う事だ。 静岡県富士市は、北にホーリーマウント富士、南に百人一首でも詠まれた田子ノ浦港に挟まれ、製紙の街として活気があった。が、栄枯盛衰。田子ノ浦はヘドロ海と化し、富士山は不法投棄の温床となる。まぁバビロンの末路だな。公害は改善されたが、活気は失われ、空き地、空き店舗が目立つ街になってしまった。又、ライブハウス、リハスタ、楽器屋、CD、レコードショップ等はあるが、録音スタジオは無く、オリジナル曲を形にするバンドは少ない。音楽は創れても、物作りまで考えるのは、意欲のある者に限られた為、富士発のミュージックシーンは無いに等しい(工業都市マンチェスターやデトロイトに比べたらです。余談ですが、日本のロイドブリヴェット、いかりや長介氏が疎開で住んでいたことも)。 そんな街のこだまレコード、今後は新人タレント発掘から、録スタ、プレス工場を持って、継承者も育てよう。後世その為のジャイアントステップだったLP発売となることを期待している。

リン・テ伊藤
エンジョイ!

AKIHIRO ( KODAMA AND THE DUB STATION BAND )
いわゆるニッチな価値観を大切にしつつ声高らかに、グローバルを眺めつつローカル意識で、暮らしを保持しつつスーパー楽しんで活動する。わたくし的には、地球人が持つべき意識のお手本のようなプロジェクトだなぁ、と感銘を受けておりますっ!

林 正也 ( Rock A Shacka / Drum & Bass Records )
ありそうでなかったナイスなアイデア、ドカ君やりましたね。

Sister AKKO
私が初めてSKAやROCKSTEADYの音に出会ったのは17~18歳の頃。当時は1曲2分位のスタ1のLP等から1曲1曲DJがplayしていました。いなたいビート泣きのメロディ、はじめて聴くのに遠いカリブの島で生まれたその音は不思議と懐かしく今も胸が熱くなります。あの頃からずっとまわりにはDJ、ミュージシャン、音愛好家のサウンドマンがいて、いまはもうないシーンを追い続けてる。レコードを探したり音をつくったり。スタイルに忠実で揺るぎない。その姿はロマンチックやなぁ。。とrespectの念で一杯になります。 ドカ氏も然り。この珠玉の宝石箱のようなアルバムで皆さま踊りましょう。 愛& LOVE +

ユッコ ( MaCminies / MaCWORRY HILLBILLIES )
優秀なプロデューサーであり、チャーミングなドラマーであり、街を愛しそして街に愛されるお坊さんであり、そしてそして、俺の友達ドカちゃん。LPリリースおめでとう! ドカちゃんとの出会いは全く覚えていません。静岡が誇るクラブ・ラジシャンのイベントだったのか、静岡の老舗レゲエバーONE BLOODだったのか。ただ、きっと真夜中で、酔っ払っていて、ご機嫌な音楽とともに出会ったのは間違いありません。 出会ってから、いろんなくだらない話をしていたけど、気づいたらそのくだらないはずの話は、ドカちゃんの魔法か信仰力なのか、ほとんどが実現していました。 ある日突然連絡があり「ゆっこちゃん話があるんだけど」と言われた時は「わたし既婚者なんだけど…!」とか言ってごめんなさい。(ちなみに今は独身ですからいつでもご連絡下さい。)ドカちゃんの「こだま10号は静岡を推したい」っていう話、すごく嬉しくて、ドカちゃんの本質や思いが伝わって、嬉しかったです。一緒に考えたナイトコネクションのイメージ「両替町で音遊びする人たちのテーマ曲」とっても楽しかったです。  レコーディングで、ラジオジングルを即興で作ってみんなで大笑いしたのもとても楽しかった。 寺音祭の出番前、わたしにお寺で言ってはいけない言葉シリーズを真剣に伝えてきたドカちゃん。初めてあんなに真剣な表情を見ました。代官山での、踊るヒットスタジオ風こだまファミリーメドレー、最高でした。ドカちゃんのイメージを具現化するプロデューサー力。あの日のスーツ姿、マフィア扱いしてごめんね。これからもこだま10号として、いちシンガーとして、そして、なんだかよくわかんないけど気のおけない友達として、どうぞよろしくお願いします。たまにはお酒付き合ってね!

小粥 鐵人(レギュラーズ)
お馴染みのリズムに新鮮な日本語が連発!イイネ!

PAPA B
演奏、歌、ミキシングの全てにおいてベストクオリティの作品を一挙に聞けるLP!!日本が誇る音源と言っても過言じゃないね。 それもこれもDocaくんの日頃からの音楽への愛情、こだわりの現れだとオレにはわかる。今まで一緒に音楽を作ってこれた事に、この場を借りてありがとう!

Ai ( beat sunset )
こだまレコードLPリリースおめでとうございます! 今回、beat sunsetの参加した8号も収録され、とても嬉しく光栄に思います!!ここで、こだまレコードについて、ちょっとだけ語らせてください! 私が若造の頃、SKAがなんなのか、よくわからないままにbeat sunsetに加入して初めてステージに立ったのが、ドカさんが所属するバンド、mule trainの「Step Out」リリースツアーで来札した時でした。 札幌に先輩SKAバンドはいましたが、オーセンティックスカをやっているバンドは私たちだけ。当時SKAのブームは去り、全盛期のスカシーンの話や先輩のTRIPLE SLOTTやDETERMINATIONSの過去の音源を聴くことしかできなかった私が、初めてオーセンティックスカバンドの生音に触れた瞬間でした。 かっこよくて、衝撃的だったのを今でも覚えています。それから何度もmule trainを聴きこみました。 時が流れて、諸先輩方のお力でレコードを聴く環境ができて、ちょっとずつセレクターをさせてもらえるようになった頃、ドカさんがこだまレコードをはじめて、密かにちょこちょこレコードを買って集めるのが趣味でした。 そんな中、2016年の夏、SKA DELIGHTでこだまショーケースのバック演奏をbeat sunsetがさせていただくことになり、それだけでも嬉しかったのに、なんとこだまレコード8号をbeat sunsetに。とドカさんからお声がかかったのです!!!密かに集めていた、こだまレコードから自分たちがレコードだせるなんて!飛び上がるほど嬉しかったです! そして、私のSKA人生のはじまりに強く影響を受けたと勝手に思っている(笑)ドカさんとこうやって繋がり、一緒に楽曲を作っていくということが、とても嬉しく刺激的なものでした。 こだまレコード8号の『さよならなんて』は『Tell me baby』のオケにドカさんが作詞作曲したメロディを乗せた新しい楽曲でした。 実は8号には別テイクがあり、それが今回のLPに収録されている『はじめてのきもち』です。これは『Tell me baby』の日本語カバーで私が作詞しました。『さよならなんて』はキレイで、切なく、少し大人な雰囲気ですが、『はじめてのきもち』は荒削りかもしれませんが、ストレートな歌詞にそのまま気持ちをぶつけて歌いました。 こちらのテイクも私的にはお気に入りで、納得のいく表現ができたかなと思っています。 今回、皆さんに聴いてもらえることができ、とても嬉しいです。どちらのテイクもオススメなので、是非両方聴き比べてみてほしいです! これからもこだまレコードのファンとして、ますますのご活躍をお祈り申し上げます。

大石 幸司 ( Little Tempo )
楽曲、人選、装丁、こだわりぬかれた良い品物だ。おすすめします。 play it cool!

キミーゴ a.k.a qimygo
SKAは私を賑やかなダンスフロアへ連れだしてくれた。Rocksteadyは私をロマンティックな星空の下に連れて行ってくれた。悲しい時に口ずさんだメロディに、何度救われただろう? このアルバムの曲も、そんな風に寄り添えたら幸せです。リリースおめでとうございます!これからも奏で続けましょう! ( SKA took me to the lively dance floor, Rocksteady took me under the romantic starry sky. How many times has a melody saved my life when I was sad? I would be happy if the songs on this album could accompany me in that way. Congratulations on the release! Let's keep on playing! )

Jagabe
私の記憶が確かならば、ドカさんと知り合ったのは90年代も後半に差しかかった世田谷あたりでの事だったように思います。それから20年以上を経て一緒に製作できるというのは非常に嬉しいことです。ドカさんありがとう、そしてアルバムリリースおめでとう。Guidance!!

asuka ando
ライブで歌うと、喜んでいただけるTUNEに育ちました。その節はお誘いありがとうございました!

CrossYou ( RIDDIMATES )
ドカさんに誘って貰えるなんて嬉し過ぎた想い出の曲で、緊張したのをかすかながら覚えています。参加曲は約5年前の録音ですが、最近も色々とリリースしているドカさん、こだまレコード、めちゃくちゃリスペクトです。おめでとうございます。

YAMADA FEVER
20代前半の頃、ドカとは同じバンドで一緒にスカミュージックをプレイしていた。当時から彼は、アイデアと行動力を併せ持つ男。保守的でビビリな僕とソリが合うわけがない。それでも自分に出来ないことをやってのける存在は気になるもの。 彼の動向は、僕がバンドを辞めてからもなんとなく注視していた。そうこうしながら今日に至り、今まさに彼がプロデュースしたというLP盤を目の前に、冷やかし半分で針を落としてみる。 ふーん。  …いいじゃん。 いや…ナニコレ、すげーいい。 気がつけば動き出す体。リズムに合わせて交互に動く両の脚。これはステップか、はたまた嫉妬の地団駄か。ともかくジャマイカンオールディーズ好きをニヤリとさせ、ビギナーにも聞きやすく、更に深みへと誘うような珠玉の一枚。ただただ、リスペクトを禁じ得ない。

しげるサウンド ( CORNERSHOP )
” こだまレコード “ について何かコメントをという事でしたが、せっかくメモリアルなアルバムがリリースされたのでレーベルオーナーでもあるドカ氏との関わりについて、自分の記憶を紐解きながら簡単に記してみたいと思います。 BOOM BOOM-BASH(注1)で観たmule trainのライヴ(2004/1/31)が最初の出逢いだったのですが、この時はまだドカ氏の存在は知らず(汗)、最初に話をしたのはONE BLOOD(注2)のパーティーにて店主 O-DAGIRI氏からの紹介でした。 そしてmule train / ALMOST LIKE BEING IN LOVE (2012/12発売)の7インチを直接お店に卸してもらったのが最初のディールでした。このシングルはアルバム・ヴァージョンがクボタタケシさんのMIXCDに収録されていた事もあり即ソールドアウトとなった人気盤で自分のDJでも大変お世話になっております。 その後2015年に入ってレーベルを立ち上げるという話を聞き、同時期に自らがドラムで参加しているTHE SIDEBURNSのシングル「シズオカスペシャル」もリリースしますが、こちらはこだまではなく” QUADROPHENIA”というバンド主宰レーベルから。 こだま最初のシングルにasuka andoさんが起用されるというインフォをもらった時点で、既に贔屓のレーベルとなっていた事は言うまでもありません。 その後の精力的な7インチ・リリースが、こうしてシングル・コンピレーションとしてまとめられLPとなったわけです。 また私のお店のTシャツや友人のバンドTシャツ、グッズ等を義父が経営するシルクスクリーン印刷会社で作っていたところ、ある日ドカ氏から7インチのラベルをシルク印刷出来ないかという打診があり、こだま第6号からA-B面のラベルをシルクプリント仕様(プロモ盤は印刷せずにブランクに判子仕様で配る本場顔負けの凝り具合)でリリースするという事になったのです。 そして今、手にしているこだま初のLPはラベルは勿論のことジャケットまでもシルク印刷という本場ジャマイカ人もビックリな最高の仕上がりとなりました。 半世紀以上も昔にリリースされたスタジオワンやトレジャーアイルのシングルが未だに多くのコレクター/セレクターの皆さんによって熱心に聴かれプレイされているように、これからもゴキゲンな7インチリリースが続くであろう” こだまレコード “ の作品群も、半世紀以上先の未来できっとターン テーブルに乗って、まわり続けるであろうと妄想しつつ、ライナーノーツのように長くなってしまったコメントを終えたいと思います。

注1 頂フェスを主宰するBLUE NOTE 1988(惜しくも2020年に閉店)が2000年代初頭に運営していたライヴ/イベント・スペース。頂フェスに繋がるライヴ/イベントが数多く行われた。

注2 静岡市の老舗レゲエバー。1994年のオープン当初はレコード店としてスタート、現在はレゲエのみならず様々なジャンルのアーティスト音楽ファンが集う靜岡には欠かせない遊び場。

こだまレコードマスタリング担当
e-mura( Bim One Production / mura-sta )

魚と言えばさかなくん、鉄道と言えばYouTuberスーツさん。 じゃあSKAと言えば?となると、それはDOCAになると思う。 毎度カバーセンス、人選、歌詞の世界観に驚かされてます!